加藤陶器の歴史|瀬戸焼の招き猫を置物・インテリアとして、ぜひご利用ください。ご自宅用にも贈答用にも。

加藤陶器の歴史

はじめに

初めに携わったお仕事は、「伊勢神宮の陶器のおみやげ品の伝統を守っていく」というとても光栄な内容。
ゼロからの自分には大きすぎるお仕事だが、迷いは無く即答した。
「やらせていただきます。」

平成28年10月1日、こうして加藤陶器のストーリーがスタートした。
10月1日から12月31日までに、伊勢神宮のおみやげ品10,000枚の絵皿を納品するという依頼内容。
さっぱり見当もつかない内容と数。
たくさんの仲間・友人・陶器の先陣たちの力と自分の経験を合わせ、12月31日、10,000枚の絵皿を納品する事ができた。
力を貸してくれた人たちに感謝の想いでいっぱいである。
現在では全国の神社・お寺の陶器の縁起物を作らせていただきながら、陶器の老舗、干支の玉善、セラドリーム、いつき陶苑のお仕事を手伝わせていただき、加藤陶器のオリジナル商品もプロデュース・販売している。

伝統技法を凝らした製造工程

Step01:原型作成

招き猫の原型を製作するために、まずはデザイン原画を立体にします。 
粘土を使って土原型を製作します。
完成した原型を使い石膏型を製作します。

Step02:製型

石膏型に泥状になった粘土「泥漿」を流し込みます。
その後、乾燥させ成型。
季節・天候などによって流し込む速度や時間を変化させていきます。

Step03:仕上げ焼成

バリ取りや水拭きなどで招き猫の表面を仕上げて焼成します。

Step04:絵付け

焼きあがった招き猫に、絵具を使用して色や模様を付けていきます。
筆を使い分けながら、デザイン性のある招き猫を製作いたします。

各工程のプロフェショナルによる技

加藤陶器の招き猫は瀬戸市の陶器職人たちの想いが込められて作られています。

招き猫を製作するには、
デッサンし土原型を作る”原型師”。
石膏型を作る”型師”。
型に粘土を流し込み形を作る”鋳込み師”。
形を整える”仕上げ師”。
窯に詰め焼き上げる”窯焼き師”。
絵や色を付ける”絵付け師”。
塗装をする”吹き付け師”。
と呼ばれ、各工程にプロフェッショナルの職人たちがいるのです。
なかでも、絵付け師は全体の形・左右のバランス・色合いを自分の中に描き、筆から陶器に想いを伝えていきます。
線一本いっぽんに想いを込めて柄一つひとつ丁寧に、飾られる姿を想像して絵付けをし、吹き付け師は全体の形・凹凸・使う塗料を考え、スプレーガンで表現していきます。
指先で細かく塗料の強弱を調整し、色んな角度や遠近で塗装具合を確認しながら吹付けていきます。
こうして、何層も塗料を重ね吹きすることで輝きを出していきます。
たくさんの職人たちの経験・知識・こだわり・想いが込められてキラキラと輝く招き猫が完成するのです。 
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